統合型オブザーバビリティ(可観測性)およびセキュリティ分野のリーダーであるDynatrace(NYSE: DT、日本支社:東京都千代田区、日本支社代表執行役社長:徳永 信二)は、AWS Application Migration Service(以下、MGN)にネイティブ統合された初のAWSパートナーとなったことを発表しました。

AWS MGNを利用することで、企業はアプリケーションとインフラストラクチャを効率的かつ安全にAWSクラウドへ移行し、移行中もサービスに影響を与えることなく運用を継続できるようになります。今回の統合により、企業はAWSクラウドでの運用開始と同時に、Dynatraceのオブザーバビリティプラットフォーム(以下、Dynatrace®プラットフォーム)を自動的にインストールして展開できるようになります。また、包括的なオブザーバビリティ機能への迅速なアクセスが可能となり、企業はクラウドの利点を最大限に活用し、クラス最高のエンドユーザーエクスペリエンスを提供することができます。

DynatraceとAWS MGNの統合によって、企業は迅速かつ安全にDynatraceプラットフォームを活用し、以下を実現できるようになります。

  • パフォーマンスの最適化:アプリケーションを継続的に監視し、問題が深刻化する前に自動的に対処することで、チームは高いパフォーマンスと可用性を維持できます。
  • コストの管理:アプリケーションのどの部分が最もリソースを消費しているかを把握し、効率的なリソース配分とコスト削減を支援します。
  • ユーザーエクスペリエンスへの理解:ユーザーの行動を詳細に把握することで、ユーザーエクスペリエンスの改善を図り、ユーザーの満足度と定着率を向上させます。
  • コンプライアンスとセキュリティへの対応:詳細なログとパフォーマンス指標を提供し、チームが規制要件を満たし、異常なアクティビティを検出できるよう支援します。

IDC Intelligent CloudOps Markets担当リサーチバイスプレジデント Jevin Jensen氏は、次のように述べています。

「企業は、コストを抑えつつ新規および既存のアプリケーションを拡張するために、クラウドへのワークロード移行を進めています。こうした移行は、ビジネス成果の向上が期待される一方で、そのプロセスは困難です。ITリーダーは、オブザーバビリティプラットフォームとパブリッククラウドプロバイダーを統合した包括的なソリューションの導入を検討することが求められます。これにより、企業は現在のオンプレミスのワークロードを完全に把握し、クラウド移行中および移行後もシームレスで効率的かつ安全なアプリケーションパフォーマンスを確保できるようになります」

Dynatrace グローバルパートナー&アライアンス担当SVP Jay Snyderは、次のように述べています。

「私たちはAWS Application Migration Serviceに統合された最初のAWSパートナーになれたことを非常に嬉しく思っています。今回の統合によって、世界中のお客様は、クラウドへの移行とモダナイゼーションを迅速かつ大規模に推進できるようになります。Dynatraceのユーザーは、実用的でコンテキストに即したインサイトと高度なAI、そして自動化機能を即座に活用でき、環境の安定性とセキュリティに対して、より確信を持ってデジタルトランスフォーメーションを進めることができます」

DynatraceとAWS Application Migration Serviceの統合が一般公開されました。

詳しくはDynatraceのブログ(英語)をご覧ください。

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※この資料は、米国マサチューセッツ州で2024年7月1日に発表されたプレスリリースの抄訳です。