DynatraceのAIにより、SAP CX運用に要する時間を60%節減
60%
MTTR短縮
業界
IT
SAP社について
- Webスケール環境へのフルスタック可観測性
- AIを活用した根本原因究明による、MTTR短縮
- クラウド運用の自律化
- 完全な自動インストール
需要を満たすために必要な新しい環境
SAP Customer Experience(SAP CX)は、フロントオフィスクラウドサービスを提供するマーケットリーダーであり、世界中の何千もの顧客のeコマース、セールス、マーケティングに対応しています。
当初のSAP CXマネージドサービスは、従来の仮想マシン、シングルテナントのアーキテクチャをベースに、SAPデータセンターから提供されていました。顧客数が毎月増加していく中、同社はより拡張性の高いクラウドネイティブアーキテクチャへの移行が必要と判断していました。それにより、 SAP CXの新機能を迅速に提供できるだけでなく、ITの働き方を変革および運用を可能な限り自動化して、効率化を図ることができます。同社は最終的に、Kubernetesをベースにコンテナサービスをパブリッククラウドのインフラで稼働させる、最新のクラウドコマースプラットフォームを新たに開発しました。
顧客の増加による、複雑さの増加
SAP CXは、仮想マシンベースのマネージドサービスに従来のAPMソリューションを使用していましたが、Webスケールのクラウドネイティブアーキテクチャの管理には対応していませんでした。データセンター、仮想マシン、ホスト、サービス、何千ものKubernetesクラスターやテナントが、世界中のさまざまなクラウドプロバイダーで稼働している環境において、Webスケール環境のあらゆる側面を完全に観察できることがSAP CXに必要とされていました。Dynatrace採用後、SAP CXは、オンプレミスとクラウドのインフラ、アプリケーション、プラットフォームをまたぐフルスタックの可観察性を実現しています。
「Dynatraceにより、当社の環境においてすべてがどのように相互接続されているのか把握して、迅速かつ非常に容易に問題を特定および解決できます。Dynatraceは当社の自律的なクラウド運用の中核を担っています。プラットフォームから得られるソフトウェアインテリジェンスにより、アクションを起こしたり、環境を拡張することができ、アプリケーションの自己回復や自動修復につながっています」とSAP CXシニアプロダクトマネージャ、ラインハルト・ウェーバー氏はコメントしています。
「Dynatraceは、当社のWeb運用の中心に位置付けられるでしょう。すべてのホワイトノイズを排除して、真の答えを提供してくれます。これまでの盲点を、Dynatraceがすべて明らかにしています。Dynatraceが提供する自動化により、お客様が期待する機能やサービスの開発に投じる時間を取り戻しています」ラインハルト・ウェーバー氏 - SAP CXシニアプロダクトマネージャ
Dynatraceによる成果
- Webスケール環境へのフルスタック可観測性 - Dynatraceにより、SAP CXは、設定や複数のエージェントを必要とせずに、多様なWebスケール環境において完全な可観察性を自動的に提供しています。
- AIを活用した根本原因究明による、MTTR短縮 - Dynatraceは、AIによる根本原因究明により、平均解決時間を最大60%短縮し、顧客サポートに必要な人的資本の削減に貢献しています。
- クラウド運用の自律化 - Dynatraceは、SAP CXの自律的なクラウド運用に貢献しています。これにより、より多くの時間とリソースを、顧客の期待に応えるために必要な機能開発に投じています。
- 実装を完全に自動化 - DynatraceのOneAgentアプローチは、実装を非常に容易にしています。これにより、SAPのITチームは、週末を本番環境の展開に縛られることなく、家族や友人と過ごす時間を楽しんでいます。
「Dynatraceは、当社のWeb運用の中心に位置付けられるでしょう。すべてのホワイトノイズを排除して、真の答えを提供してくれます。これまでの盲点を、Dynatraceがすべて明らかにしています。Dynatraceが提供する自動化により、お客様が期待する機能やサービスの開発に投じる時間を取り戻しています」とラインハルト氏は語っています。
Dynatraceは当社の自律的なクラウド運用の中核を担っています。プラットフォームから得られるソフトウェアインテリジェンスにより、アクションを起こしたり、環境を拡張することができ、アプリケーションの自己回復や自動修復につながっています」ラインハルト・ウェーバー氏 - SAP CXシニアプロダクトマネージャ